そろそろリフォームどき?浴室の寿命ってどのくらい?
★ 平均的に築20年がメドとお考え下さい。
●在来工法の浴室の場合、約10年位でタイルに細かいひびが入り始める事がよくあります。ひどくなると水漏れが発生し、そのままにしておくと、土台や柱が腐ったり、シロアリが発生したりする場合もあります。気が付けば早目のメンテナンス(コーキングなど)が必要です。
●ユニットバスの場合も、防水加工の劣化やパネルのつなぎ目のコーキング剤が剥がれ落ちてくると、水漏れやサビが発生する場合があります。
特に集合住宅の場合は、気が付かない間に、階下の方に水漏れの被害を及ぼしている事にもなりかねません。細かいヒビや、サビなど、気がつけば、お気軽にご相談下さい。
従来工法のお風呂とユニットバスの違いは?
ユニットバスは、壁が2重構造になる為、保温性・防水性が高く、床面も暖かいので、浴室に入った時に体感温度として約5度くらいの違いが感じられます。
又、ユニットバスは、独立したカプセルが立っているイメージで、直接建物に対する水漏れの心配などは殆どありません。ただ、ユニットバスの壁面・床面に穴があけば、当然水漏れする事はあります。又、工期が短く、状況によっては1日で工事を完了させることができます。
デザインや機能的の面についても、最近のユニットバスは、優れたものがたくさん出ており、サウナ機能、浴室内自動洗浄機能がついているものもあります。
在来工法のお風呂は、下地材で防水を行い、その上にタイルを張って仕上げます。ですから、その防水下地に亀裂が入れば、水漏れを起こし、ひどい場合は、土台や柱の腐食、シロアリの発生などの心配があります。 工期は、かなりかかりますが、デザインの自由度は高い為、“自分好みのこだわりのお風呂” を造りたい人には、根強い人気があります。
在来式の浴室改装について……>